福岡県糸島市 工房とったん「またいちの塩」

工房とったん「またいちの塩」

福岡県糸島市糸島半島の文字どおり“とったん”にある『工房とったん』の主である
平川秀一さんは何か所も綺麗な海を求めて、ようやくこの地に製塩所を作りました。

こちらの製塩所では「立体式塩田」で塩を作っています。
大きな「立体式塩田」には頑丈な骨組みに大きな“竹”が枝ごと逆さに吊るされています。

何度も海水を汲み上げ「立体式塩田」の上部から“竹”の枝を伝って流していきます。
この工程を繰り返していくうちに、海水の濃度が高まります。
その後釜に移し、今度は“薪火”で海水を蒸発していきます。
これには熟練の技術が必要です。とても手間のかかる作業でもあります。
その後、時間が経つにつれ“釜”の中に浮かんできた結晶を
すくい取って「またいちの塩」が出来上がります。

海のミネラルたっぷりのしっかりとした旨味のある塩に仕上がっています。